ヘッドホンはコスパ良いです。スピーカーを2本買い揃える必要がありません。
しかも、性能の高いヘッドホンなら、その辺のスピーカーよりも豊かな響きを得られます。
中でもおススメなのが、
AKG K240 Studio です。
AKGはオーストリア・ウィーンの音響メーカーです。音楽の都ウィーンということで、もうそれだけでもクラシック音楽に合いそうですよね。実際、クラシック音楽愛好家にも多く使用されています。
どうして?
クラシック音楽に合うのか?
・解放型(セミオープン)の作りなので、広がりのあるサウンドを得られる。
・モニター用のヘッドホンなので、高中低の音域すべてにおいてバランスが良い。
・電子系の楽器ではなく、生音の楽器群の音の再生に向いている。
私の経験で言うと、私自身が長年最も多く楽器の生の音を聴き続けた場所…それは、指揮台です。
このヘッドホンで聴く音は、指揮者として合奏を聴いた、あの感覚に近いと思います。
もちろん、まったく同じではありません。
楽器との距離感は合奏ほど目の前ではなく、程よい距離空間で感じられます。
※ホールの2階最前列S席で聴くような音をお求めの方は・・・スピーカーを推奨します。
※私にとってのS席はこの指揮台だったりします(笑)
どうして?
K240 Studio が良いのか?
・能力がズバ抜けて高いのに、価格は安くてコスパ良いので試しやすい。
・ごく一部ではなく、大多数のオーディオファンから高評価を得ていて安心。
・リケーブルが可能なタイプなので、この先の選択肢がたくさんある。
ヘッドホンもお高いモノになると¥50,000~¥100,000というお値段も…。高級なモノは当然お値段なりに良い音はするのでしょうが、それを一度試しに購入してみる!ということは…なかなかできませんよね。
オーディオとは不思議なモノで、お値段が高ければそれに比例して音もそれだけ良くなる…というわけではありません。まるで「“とにかく長時間練習すれば金賞代表が獲れる”というわけではない!」といったところでしょうか。大事なのは“質”であり“バランス”なのです。
とはいえ、「安物買いの銭失い」にはなりたくないものですが、K240 Studio は色々なサイトで高評価を得ているので安心して購入することができますよね。
最後に「リケーブル」とは、ケーブルを取り換えることです。もしも誤って断線させてしまってもケーブルだけを交換することが可能です。しかし、リケーブル可能のメリットはそこではなく“自分好みの音色のケーブルに交換”できることです。私はドイツのNEUMANNにリケーブルしています。これで、ドイツグラモフォンのCDの音がより良くなります。
※ヘッドホンケーブルの長さや接続端子などの細かいオーダーができる、プロケーブル楽天市場店が便利です!
AKG K240 Studio
【まとめ】
K240 Studio を購入する以前は、同じくAKGのK530というセミオープン型のヘッドホンを10年ほど使用しました。お値段は当時2万円を切るくらいだったかと思います。聞こえ方の感じは両方ともにそっくりですが、K240 Studioの方が少し良いでしょうか。リケーブルをすれば完全に K240 Studio の方が良かったです。コスパ良いヘッドホン、みなさんも試されてみませんか。
マサモトガクフ・オーディオ話
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