※2023.11月現在 アモルメットコアがかなりの品薄状態です。
※各サイズの購入サイトのリンクはありませんが、資料としてそのまま掲載しております。
※アモルメットコアの代替として、こちらがおススメです↓
ノイズというワード…あまり良い印象はないですよね。
「ノイズ」=雑音,耳障りな音,不要な情報・・・など。
オーディオにおける「ノイズ」とは【機器の実力発揮の妨げになるもの】であると私は解釈しています。せっかく手に入れたオーディオ機器たちですが、ノイズのせいで本来の良い音が出せていないのです。
オーディオ機器メーカーは、このノイズを除去するための研究を日々重ねておられるわけですが、しかしどーーーーーしても、ノイズは現れてしまうのですね。
ノイズ除去効果で機器本来の音を!
中村製作所:アモルメットコア
中村製作所の「アモルメットコア」は、リングをケーブルに通すだけで簡単ノイズ除去!
安価な後付けフェライトコアだと、ノイズだけでなく肝心な音情報まで奪ってしまって音がやせてしまいますが、この「アモルメットコア」は必要な音情報は残しつつノイズだけを取り除く優れモノなのです。
アモルメットコア 一覧表
型番 | 穴径 | 用途 | 価格(税抜) |
NS-115 | Φ5mm | 超Hiμ材 コモンモード専用 | 1,100円 |
NS-145 | Φ6.5mm | 超Hiμ材 コモンモード専用 | 1,320円 |
NS-221 | Φ10mm | 超Hiμ材 コモンモード専用 | 3,520円 |
NS-285 | Φ14mm | 超Hiμ材 コモンモード専用 | 8,580円 |
NS-295 | Φ16mm | 超Hiμ材 コモンモード専用 | 8,580円 |
NS-385 | Φ24mm | 超Hiμ材 コモンモード専用 | 19,800円 |
お値段のお高い方、主役のNSシリーズです。私の環境ではコレを装着することで、音源のパートそれぞれの音が太く聴こえるようになりました。これまではノイズで結構やせちゃってたんですね・・・。
型番 | 穴径 | 用途 | 価格(税抜) |
NST-105 | Φ5mm | コモンモード/ ノーマルモード両用 | 880円 |
NST-159 | Φ6mm | コモンモード/ ノーマルモード両用 | 1,100円 |
NST-198 | Φ8mm | コモンモード/ ノーマルモード両用 | 1,650円 |
NST-241 | Φ10mm | コモンモード/ ノーマルモード両用 | 1,980円 |
NST-271 | Φ13.5mm | コモンモード/ ノーマルモード両用 | 2,200円 |
NSシリーズをアシストするタイプです。NST単体ではあまり目立った仕事はしませんが、NSシリーズと一緒に装着すると低音がグッ!と締まります。バスドラムやベースギターの音が鮮明になり、動きが聴こえやすくなるので「ちょっとアレンジした??」と感じるほど、ロックバンドのサウンドが変化します。
アモルメットコアのサイズを検証
ちょうどいいサイズを選ぼう!
極小サイズ:ケーブル自作用
NS-115,NST-105ともに穴径Φ5mmですが、若干NS-115の方が小さかったですね。
スピーカーケーブルBELDEN8460 18GAにギリギリ通せるか?
トライしてみた結果「割れちゃうんじゃないか?汗」というほど無理矢理には通せましたが、おススメはしません(笑) コレはケーブルを自作される人の需要だと思います。
小サイズ:スピーカーケーブル用
NS-145(Φ6.5mm)、NST-159(Φ6mm)は細いタイプのスピーカーケーブルに適しています。注意点は【+-の2本とも1つのリングに通すこと】です。ちなみに、主役のNSとアシスト役のNSTの向きや順番にはルールはありません。
中サイズ:ステレオミニプラグ用
穴径Φ10mmのNS-221とNST-241です。私の環境ではステレオミニプラグ(プロケーブル製 ※他メーカーの太めのプラグは通らない可能性もあるので要注意!)がギリギリ通りました。太めのスピーカーケーブルをお使いの方はこちらを選ばれると良いでしょう。
ライトニング・イヤホンにアメルモットコアを通しても、音質向上できます。
高価なイヤホンを導入されるよりも、コスパ高な良い音になりますよ。
※要注意
USB-Cは、ギリギリ通らないモノが多いと思われます。
導入される前にケーブルサイズ(コネクタを覆う厚さなど)をきっちり計測しましょう。
大サイズ:ラインケーブル用
NS-285(Φ14mm)、NS-295(Φ16mm)、NST-271(Φ13.5mm)です。ラインケーブル1本につきアメルモットコア1つを通します。
BELDEN 88760 (RCA) 限定裏技! 穴径Φ16mmのNS-295を1つで、88760を2本通すことが可能です。ケーブルが細いので2本のプラグ部分をうまくズラしながら通せます。プロケーブル製であれば、ノイトリックのプラグが比較的スリムなので通りますが、別製の88760(他のプラグ仕様)だと通らない可能性もあるので要注意です。
NS-295(Φ16mm)は他に、USB-BやLAN, 光デジタルケーブルなどにも通すことが可能です。アナログだけでなく、デジタルケーブルにも効き目はあります。我が家ではPCからLAN経由でオーディオデータを送り出しており、そのLANのコネクタ付近に使用しております。
特大サイズ:キャノン(XLR)ケーブル用
最大サイズのNS-385(Φ24mm)です。バランス接続に必要なキャノン(XLR)や電源ケーブルなどに使用します。
しかし、これはかなりお高いので・・・私はちょっと手が出せません(笑) 私の環境ではプリアンプ→パワーアンプ間にバランスのXLRケーブルを使用していますが、近い目標は「自作のXLRケーブルにアモルメットコアの極小を通す!」です。Belden88770の切り売り+ノイトリックXLRプラグ+極小アモルメットコアで、2本分で1万円未満で制作予定です。細い切り売りケーブルに極小アモルメットコアを通しておいてからのXLRコネクタに半田付けですね。ただ、自作は初心者なのでハードルは高いですが・・・。
あとがき
しかし、元々のノイズが多過ぎると「そんなには除去できないよ~」とアモルメットコアも困るでしょうね。ですから、電源(コンセント)からノイズをクリアにしておくことをおススメします。
マサモトガクフ・オーディオ話
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