プリアンプって何?必要なの?

CDを食べ物に例えると、胃はプレーヤー、小腸・大腸はパワーアンプ、そして血管という名のスピーカーケーブルを伝わって、手や足などの身体中のスピーカーにたどり着き、運動(=音)というパフォーマンスを発揮します。

ではプリアンプはどこに相当するか? 例えるなら【十二指腸】ですね。胃液の酸性を中和したり、消化酵素を出したりします。胃で消化された食物がダイレクトで小腸に届くよりも健康的です。音情報もダイレクトにパワーアンプへ届けるよりも、プリアンプに一旦預けてからの方が信号の増幅が有利になります。プリアンプをかますか?かまさないか?で音の違いが出るのですね。


真空管って何?必要なの?

ザックリ言うと、世界大戦で技術が伸びたのが【真空管】で、冷戦以後のハイテクが【トランジスタ】ですかね。

真空管トランジスタ
省エネ
耐久性
扱いやすさ

※オーディオ機器のほとんどがトランジスタです。

ええトコないじゃんか!(゚Д゚;)

いえ、あります!! 真空管プリアンプはオーディオの音が美しくなります! しかし「美しさ」の基準とは人の好みでかなり変わるもの…。トランジスタは冷たくて硬い、真空管は暖かく柔らかい・・・とよく言われます。私的には音の芯はトランジスタでクリアに、そして音の響きは真空管で豊かに、という印象です。つまり、オーディオ再生システムのさらなる高音質化には両方必要なのではないかと考えます。


推奨!コスパ良い真空管プリアンプ

AIYIMAの超ハイコスパ・真空管プリアンプTUBE-A3です。しっかりした箱を開けると、本体や真空管、アダプターなどが硬いスポンジ内のスペースにきちんと固定されており、クオリティー高いな~という印象です。本体のツマミのカクカクが正直言うと、12時部分がちょっと12:01だったりします・・・。(日本製ではないし、この価格としては仕方ないのか…)しかし、肝心の音はかなり良好です。私の環境では以前は音がクリア過ぎるほどクリア(デジタル臭いともいう?)だったのですが、この機材をかますと確かに暖かさが加わります。ぼんやりするのではなく、ホール残響が聴こえやすくなった・・・というところですね。

プリアンプについて、こちらでも紹介しています ↓↓

真空管プリアンプを
高音質化させよう!

真空管の交換 高音質化アイテム①

【AIYIMA TUBE A-3】に付属する真空管も良いですが、お好みのサウンドに合わて他の真空管に交換してみるのも、真空管プリアンプの楽しみの一つですね。選別グレード品が良いと思います。
※真空管の規格違いにご注意ください。


クリーン電源 高音質化アイテム②

FX-AUDIOの【Petit Susie(ノイズ防御)】と【Petit Tank(電源強化)】です。電源がクリーンになることで【AIYIMA TUBE A-3】の実力をもっと発揮させます。それぞれ単体でも使用できますが、私は二つを合体させて、プリアンプ本体とACアダプターとの間に接続しております。
コンセント → ACアダプター →【Petit Susie】→【Petit Tank】→ プリアンプ

もっと強力に電源をクリーンにするアイテムはこちら↓

ACアダプターをトランス式に交換する手段もあります。付属のスイッチング式アダプターも良いものでしたが、やはりトランス式の方がノイズ耐性に有利ですね。音がより前に出てくる感覚です。アイコー電子のトランスアダプターは日本製ですので特におススメですよ。

電源について、こちらでも紹介しています ↓↓


放熱+制振+抑制 高音質化アイテム③

KRYNA 真空管放熱フィン【TubeRadiator】です。金属製のギザギザ網ですね。真空管に巻き付けて密着させることで真空管の熱を吸収→放出します。真空管の実力発揮もそうですが、熱を下げることによる耐久効果もあります。そして、音に悪い真空管自身の微振動を抑える役目もしつつ、空間から飛び込んでくる電磁波を抑制するというトリプル効果ですね。アルミホイルで似たモノをDIYしようかとも思っておりましたが、コレを見つけて即買いです!金管楽器の音が特に良く締まって聴きやすくなる印象です。※サイズに注意です。


おススメのラインケーブルはこちら ↓↓

ノイズ除去リングの紹介はこちら ↓↓

マサモトガクフ・オーディオ話

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