例えによる結論から申し上げます。左の低画質なパイプオルガンはプリアンプ無しで、右はプリアンプありの結果です。これほどまでに、プリアンプは音質を決定付ける重要なオーディオ機材であるわけです。しかし・・・オーディオ機材の中では、だいたいは後回しにされてしまいます。良い映画やドラマには必ず、名脇役が存在していて、それ無しでは成立しないほどの存在感です。プリアンプとは、オーディオ最高の名脇役なのだということをご紹介しますね。
※注 プリアンプだけでは音再生はできません。
プリアンプって
何をやってるの?
CD | プリアンプ | パワーアンプ (→スピーカー) |
♪ | ♪♪♪ | ♪♪♪♪♪♪ |
オーディオ機材は、CDの小さな信号からスピーカーの大きな音へと変換させています。元々の音源データが良いモノならば、丁寧に引き延ばしてあげれば必ず良い音質になるはずです。プリアンプの仲介という形が「丁寧に引き延ばす」ということになりますね。仕上がった音はより美しくなります。
オーディオミキサーは
最高のプリアンプ
私がプリアンプとして愛用しているのが、アレン&ヒースのミキサーZED10です。「アレヒ」と呼ばれるイギリスの人気ミキサーメーカーですね。アレヒのミキサーはライブやレコーディングのみならず、オーディオファンからも「最高のプリアンプ」と絶賛されています。
アレヒミキサーのシリーズの中でも、このZED10はお安いモノですが、コスパは半端なく凄いですよ。メリットは高音質だけでなく、たくさんの国籍別のケーブル(詳細→4大!オーディオケーブル①)を一括にまとめて選択できることもミキサーの強みですね。
このZED10を導入する以前と後では、三次元的な差がありました。つまり、奥行き感が生まれるということです。これまではオーディオ機材を新たに加えるたびに解像度(詳細→4大!オーディオケーブル③)が高くなってパートとパートが横に離れる感覚でしたが、縦の奥行きが変化するというのは初めてでした。オーケストラの弦と管楽器と打楽器の位置の違いが以前よりも分かりやすくなりました。私のオーディオ環境では最も音が激変!したアイテムですね。
※オーディオインターフェースの機能もありますが、時代の古いモノなので USB1.1 16bit 48khz です。しかし、音は大変良いです!! 私の仕事場では24bit 96khzの他社モノを使用しておりましたが、ZED-10に替えましたよ。
現代版はこちら!ZEDi -10
24bit 96khz オーディオインターフェース付き
マサモトガクフ・オーディオ話
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