音楽室での鑑賞授業は大音量で聴けるけど、自宅での大音量はちょっと無理…。
そこでご提案。モニタースピーカーでの鑑賞です。
私の音楽の聴き方 ・ピアノや管弦楽のソナタなど = くつろぎながらリビングのスピーカーで聴く ・オーケストラ曲 = PCの前に座り、卓上のモニタースピーカーでじっくり聴く ・夜の時間帯のオーケストラ曲 = ヘッドフォンでガンガンにマーラーを聴く |
これまで私は、オーケストラ音源はすべてヘッドホンで聴いていました。リビングのスピーカーを大音量で鳴らすのは…ご近所迷惑になるので、気が引けます…。
卓上スピーカーは作曲の際のモニター用に購入しました。ですから、元々は音楽鑑賞の用途のつもりではなかったのです。しかしモノは試しにと、オーケストラ音源を鳴らしてみたところ、大変!良かったのです。
どうして? 卓上の
モニタースピーカーが良いか?
・モニター用なので高中低音のバランスが良く、音域の広いオーケストラ音源の再生に向いている。
・スピーカーの目の前で聴くので、さほど大音量でなくても結構な迫力で聴くことができる。
・卓上に設置すれば、耳の高さにより近づくので理想のリスニングポジションをとりやすい。
モニタースピーカーとは、演奏音源を制作・完成させるために必要な試聴機材です。モニターヘッドホンを使用することもありますが、やはり空気を通して聴いてみたいという時にはモニタースピーカーが必要になります。
これは個人的な意見ですが、鑑賞用のスピーカーというのは、鳴らす音源の中の音素材(つまり、パート)の数に限界があるのではないでしょうか。実際、リビングの大きなスピーカーは、ピアノ独奏やアンサンブルなどは秀逸の音を出してくれるのですが、オケの音はイマイチです。色で例えると、滲んでしまっています。
モニタースピーカーは解像度が高いので、それぞれのパートの粒がよく目立ちます。オーケストラ音源はパート数が多いですが、解像度能力のおかげで音が団子にならずに済むわけですね。
卓上サイズのモニタースピーカーであれば、手が届きそうに近い距離にセッティングしますので、理想的なリスニングのトライアングルを最小限で作ることができます。また、後ろの壁との距離がありますので、広い空間によって音抜けが良い感じになります。つまり、迫力あるオーケストラ音源がうるさくなく、狭い感覚にもなりません。
おススメの
モニタースピーカーはなに?
おススメはこちら!
JBL 305p Mk-II
アンプ内蔵のパワードスピーカーです。このアンプがまず優秀なのでしょうね。片側だけではなく、左右それぞれにパワーアンプが搭載されています。このスピーカーを鳴らすためだけの専用アンプですから、当然良い音を出してくれますよね。
スピーカー部分についても、名門JBLの伝統の技がなされています。「イメージコントロール・ウェーブガイド」という技術で、これにより横の広がりや奥行き感など、広い空間的な響きが得られます。これはJBLスピーカーのハイエンドモデルのための技術ですが、それがこの低価格モデルにも応用されているというわけです。
これほどの高性能のモニタースピーカーが、ペアで3万円のお値段です。正直、もう少しお値段高くても売れるのでは?と思うのですが…。高中低音のバランスがよく、それでいてモニタースピーカーにありがちな「低音が寂しい」ということがありません。もちろん解像度も良いので、パート数の多いオーケストラ音源の再生にも適しています。
私、モニタースピーカーがずっと欲しくて、YAMAHAのMSP5 STUDIO あたりがイイな~と思っておりましたが、決してお安くはないので躊躇しておりました。そんな時、このJBL 305p Mk-IIが新登場したのです。あのJBLブランドですから注目度は当然高かったですね。そして、同格のライバルMSP5にも負けない!というレビューを見て、購入を決心したのでした。
JBL 305p Mk-II
他に購入が必要なオプション
XRL(オス) or フォン(TRS)のラインケーブルが別途購入の必要アリです。 ※2系統の同時挿入使用はできません。どちらかのみの使用です。 |
※ケーブルの長さや形状(1本・2本・2股)、接続部分の種類などの細かいオーダーができる、プロケーブル楽天市場店が便利です!
PCなどのミニステレオ端子から出力する場合↑
※二股の長いタイプのケーブルは珍しいです。
RCA(赤・白)から出力する場合は
こちらがおススメ↓
SONYやRCAなどのアメリカ系レーベルが得意です。
グラモフォンなどのドイツ系レーベル再生が得意です。
DECCAやEMIなどのイギリス系レーベルが得意です。
どの国籍レーベルもこなせるオールラウンダーです。
マサモトガクフ・オーディオ話
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