番外編です。この冬にサンタさんから、ニンテンドースイッチ版の『太鼓の達人』の新作と専用コントローラー『太鼓とバチ』をプレゼントしていただいたのですが、プレイしてみるとかなりの音遅延でした。ん~これでは気持ち良く叩けないので、音遅延のないセッティングをいくらか試してみました。ご紹介します。
テレビの入力モードを「ゲームモード」にする
各メーカーで呼び方が異なるかもしれませんが、ゲームのための最速応答できるモードがあるはずです。それに切り替えることがまずは基本中の基本です。昭和のマリオの頃はテレビへの接続はアナログでしたので、『遅延』という概念はありませんでした。しかしHDMIのデジタル接続では、昭和の感覚でジャンプしてもマリオが間に合わずに落ちてしまいます。これは、すでにタイミングの遅れた映像を見せられている状態だからですね。ゲームモードはその間を縮めます。
高性能のHDMIケーブルを導入する
ニンテンドースイッチに付属してきたHDMIケーブルは・・・残念ながら、かなり遅いです。高性能なHDMIに是非買い替えましょう。これでタイミングがかなり改善されますよ。
アクティブスピーカーの音でプレイする
マリオカートをプレイする際は、上のふたつで十分なのです。しかし太鼓の達人のタイミングはかなりシビアです…。もうこうなると、テレビのスピーカーは諦めましょう。ニンテンドースイッチ本体のイヤホンジャックから有線で、アクティブスピーカー(アンプとスピーカーで一体型)に接続します。ちなみに我が家では、スイッチ本体の音設定を『モノラル』にしてスピーカー1個でプレイしております。この方が太鼓のドンもカッも聞き取りやすいですし、音量も抑えられてご近所迷惑にならないからですね。
私は Edifier の世代の古いタイプのアクティブスピーカーを使っています。最大のメリットは、低音だけの音量調整ツマミがあるところですね。これを最大値にして、太鼓のドォォォォンのサウンドを感じ取りやすくしております。それから、有線のアナログケーブルはやはり、高音質のBELDEN88760の一択しかないように思います。
太鼓の低音を補助してくれる有能グッズ!
インシュレーターは円柱型のソルボセインを使用しています。これの上にスピーカーを乗せると、モワーンとしていた低音が一気にギュッと凝縮されて非常に聞き取りやすくなります。これはもちろん『太鼓の達人』だけでなく、音楽を鑑賞する分にも必要不可欠なアイテムです。
あとがき
ゲームセンターで見かけたあの時の高校生。めちゃくちゃ上手いんだけど、あなた絶対、どこかの学校の吹奏楽部員よね?もちろん打楽器パートの。ロールが普通にでき過ぎだからね。音遅延のない環境でやり込まないと、あんなに鬼をあっさりクリアできるほどは仕上がらんか。いいんだけどさ、でもね、もう後ろの他の小さい子らと交代してあげなよ。鬼もあっさりクリアしててさ、もうここでやらなくてよくない?? と、思いましたけどね(笑)
マサモトガクフ・オーディオ話
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